腰痛の予防法をネット検索すると、
・お風呂で暖める
・ストレッチ
・運動
・マッサージ
などなど色々な対策法がでてきます。
しかし、どの対策も腰にかかった負担を解消することにフォーカスしがちです。
でもその前に、
『腰に負担をかけないようにする。』
ことの方が実は重要です。
そうすれば、予防のためにそんなに時間と労力を費やさなくて済むわけですから。
そこでまず何より、意識して欲しいことが、
『上を向きながら動き出す。』
ということ。
腰痛持ちの方たちの共通のクセが、
『下を向きながら動き出してしまう。』
ということ。
まずは何より自分の身体で実感してみましょう!
椅子を用意し、椅子に座り、立ち上がる時に、
下を向き、背中と腰を丸めて立って、腰の重さを感じてください。
そして今度は、
上を向き、背中と腰を反らして立って、腰の重さを先ほどの立ち方と比較してください。
ほとんどの方が後者の方が腰が軽く感じたと思います。
同じ動作でも腰を丸めて動くと腰に余計な負担を増やし、
痛みやすい腰になってしまいます。
これは座っているときに限りません。
寝ている状態から起き上がるときも背中腰を反らし、上を向きながら起きると起きやすくなります。
歩く時も下を向きながら歩いていると腰に負担をかけてしまいます。せっかくのウォーキングも逆効果になってしまいます。
『上を向きながら動き出す。』
一回の動作だけでは大した負担ではありませんが、
『塵も積もれば山となる』です。
たったこれだけを動くときに意識するだけで、一日の腰への負担は激減します。
地味な事ですが、なんだかんだで、簡単で効率の良い腰痛予防法ですので、
ぜひ意識して習慣化し、身体に覚え込ませてくださいね!